「夫の趣味がサーフィンということもあって、サーファーズハウスの定番イメージであるアメリカ西海岸スタイルの家を強く希望していました。そのこだわりに応えてアーネストワンさんは、ラップサイディング(鎧張り)の外壁や、幅の広い床材、ノンレールのサッシなどを取り入れ、理想の雰囲気の住まいを実現してくれました。担当のスタッフが若く、要望などを伝えやすいのも良かったですね」と夫人。背後に緑豊かな公園が広がる場所に、カリフォルニア風の爽やかな佇まいが調和するS氏邸。大きな吹抜け空間から光の届くリビングは居心地よく、「お洒落な部屋だね」と来客にも好評だそう。「吹抜けがあるので、冬は暖房効率が心配でしたが、1階のストーブ1台と天井のファンだけで充分暖かく過ごせました」とのこと。玄関の横には書道教室のための部屋が設けられ、週に一度、近くに住むお母様が教えに来られるのだとか。趣味を愛し家族とのふれあいを愉しむ暮らしを、こだわりの新居でかなえられたSさんご家族だ。
❶アメリカ西海岸のサーファーズハウスをイメージした外観のS氏邸。ラップサイディングの外壁と、カバードポーチ(玄関ポーチに連続する屋根付きの半屋外空間)を思わせるウッドデッキが印象的。サッシの色を壁と同系色の白でまとめ、爽やかな雰囲気を演出している。玄関ポーチには、サーフボードやウェットスーツを洗うのに便利な外シャワーを設置した。❷サッシを全開にすれば、ダイニングとウッドデッキが一繋がりの開放的な空間に。ノンレールのサッシを設置しているため足元がフラットで、より一体感を感じられる。シンプルで温かみのある室内に、海を思わせるブルーの家具が映える。❸吹抜けのスペースにより開放感が深まったLDK空間。1階と2階で会話したり、お子さんたちの賑やかな声が絶えないのだそう。リビングのテレビ周りの壁面は、本来は床用の部材を用いて繊細なヘリンボーン(矢羽)柄に貼られたもので、Sさんこだわりの一つ。5cmほどの幅広な床材は淡い色合いで、室内をさらに広くゆったりとした雰囲気にしてくれる。❹吹抜けに面したリビング階段の横には、デスクとしても使えるカウンターを設置。家族の気配を感じながら勉強やPC作業などができる。カウンター横に見える戸は、洗面室・浴室へと続いていて効率のよい家事動線を実現した。❺玄関には、DIY好きのSさんが家族の靴を並べるための棚を取り付けた。室内の随所にDIYを愉しむ余地を残しているというS氏邸。そのために、あらかじめ下地の補強などができるのは、自由設計の家ならでは。棚の反対側には、サーフボードなど大きな道具もしまえる土間収納を設けている。❻淡いブルーの壁が優しい雰囲気のトイレ。サーファーズハウスらしい海のイメージを愉しむ。
※掲載の写真は当社施工例となります。