熊本地震で全壊した家を建て直そうと、3社ヘ見積もりを依頼したNさん。それまでに暮らしていた2階建ての大きな家は、冬は寒く、デッドスペースもたくさんあった。だからこそ建て直しの際には、90代のお母様の暮らしに丁度良い広さと過ごしやすさ、そして地震に強い家を重視したという。予算との折り合いがつかず工務店が決まらない日々が続くなか、ウォーキングの途中で偶然見かけたのが当社の建売住宅。地震の被害を受けていないこの家に興味を持ち、話を聞いてみたことが当社との出会いだ。使い勝手や生活動線に優れた間取りの提案と予算への配慮に納得し、問合せから契約まではわずか1ヶ月。「お母様の暮らしやすさ」を第一に提案された住まいは、南面にレイアウトしたリビングと2つの洋室が主な生活空間となっており、うち1部屋はご高齢で足が悪いお母様のため、トイレや食事の際にもスムーズな2Wayの生活動線が確保されている。さらに、どこにいても安定した明るさと爽やかさを感じられるよう、豊富な開口部を設置。期待以上の出来栄えに、この家で暮らすお母様からは「この家暖かくて、とても過ごしやすいの。いい家を造ってくれてありがとう」と、感謝の言葉が寄せられていた。
❶4世代が集まることもあるコンパクトながら居心地の良いこの家。息子さんが大きなウッドデッキを手作りし、室外にも寛ぎの場所を確保した。広々としたお庭では、遊びにきた子どもや孫、ひ孫が集まってバーベキューをすることもあり、リビングの窓から家族の健やかな成長を眺めるのがお母様の楽しみだという。(当社の施工は建物本体のみ。外構や玄関手摺、ウッドデッキは除く)一体感のある間取りが数字以上の開放感を演出するリビング・ダイニング・キッチン(14.7畳)は部屋全体が明るく、見通しが良く、移動も快適な空間となっている。❷陽だまりのリビングはお母様のお気に入りの場所。私室から引き戸を開けば歩いて5歩程度でリビングソファへ移動できるので、「行き来がしやすいんですよ」と嬉しそう。コストは徹底的に抑え、断熱など家の品質向上には努力を惜しまない当社の家は、冬の寒い日でもリビングエアコン1台で部屋全体がポカポカと暖かい。快適な室内環境で読書をしたり、庭を眺めたり…、ゆったりとした時間を過ごせる。❸出窓を備えた2面採光の洋室。日中は南面の大きな窓から陽光がたっぷりと差しこみ、明るさと開放感に包まれている。❹広くはないが、2人で使用するには十分な洗面スペース。必要なサイズを把握しておくことで、コンパクトでも快適な設計の間取りを実現できる。❺バスルームは入浴介助が必要なお母様のため、ゆとりを持たせた。自然換気ができる窓に加え、入浴前に浴室全体を温めたり、雨天の洗濯乾燥に便利な浴室換気暖房乾燥機も設置。❻一体感のある間取りが数字以上の開放感を演出するリビング・ダイニング・キッチン(14.7畳)。部屋全体が明るく、見通しが良く、移動も快適な空間となっている。お正月には4世代がこの場所に集い、家族団らんのひと時を楽しんだ。ダイニング・キッチンには3つの窓から柔らかな陽光が差しこむ。自然光の明るさだけで十分だから、日中はほとんど照明をつけることがないという。
※掲載の写真は当社施工例となります。